Dahab Egypt / エジプトのリゾート地ダハブ
ヨルダンのアカバからは、フェリーでターバに入国。
入国手続きを済ませると、目的地ダハブへのバスは出発したばかり・・・
他の観光客とタクシーに乗り合いダハブに到着しました。
ここダハブはアカバ湾(紅海より少し湾に入ったところ)に面したリゾート地。
南国のリゾート地とは異なり、背後に荒廃した山々の広がるのんびりとした町です。
海に面してレストランやらホテルダイビングショップ・バーなどが並び、いい雰囲気である。
でも、ちょっと一人旅にはこういうリゾート地って似合わないんですよね・・・
Blue hole / ブルーホールでシュノーケリング
ここダハブはダイビング基地として有名。
あまりにも有名なシャルム・イッシェーフ(ラス・ムハマンド)の陰に隠れてご存知でない方もいらっしゃるかも・・・
私はこの当時、スキューバダイビング初心者。
まだ、ライセンスもなく体験ダイバーだったのですが・・・
この美しいブルーホールの海を見て是非ライセンスを取って世界の海を旅したいと思ったのです。
今回は、シュノーケリングのみで楽しんだのですが、一日中海で遊んでいました。
おかげで背中が真っ黒。
水中視界30m以上はゆうにある透明度。
サンゴ礁が一面に張り付いたドロップオフ。
その深さ69m。
もう最高です!
ブルーホールとは海にぽっかり空いた穴。
浅瀬に垂直に伸びる深い穴が続く特別な地形です。
砂などを巻き込まないためとても透明度が高いのと、その岸壁にサンゴ礁が張り付き無数の熱帯魚を観賞できるダイビングスポットです。
海の青さ、魚の多さ、珊瑚の綺麗さどれをとっても群を抜いていて最高でした!
Horeb / シナイ山で御来光登山
ダハブに宿泊したもう一つの理由。
それはこのシナイ山に訪れる為。
モーゼが神から十戒を授かった聖なる地。
キリスト教の信者にとって憧れの聖地である。
(私は、キリスト教ではないんですけど・・・)
ダハブを深夜1時ごろに出発して御来光を拝みに聖カトリーナへ。
約1時間半で到着。
その後、真っ暗な中月明かりだけを頼りに山を登りました。
2時間~3時間くらい石ころにつまづきながら山を登ると山頂に到着。
私はかなり早く到着したようで、場所取りをして御来光まで一眠りしてしまった・・・
あたりから賛美歌の合唱が聞こえてきて目を覚ますと、ビックリ!
なんと、さっきまでまばらだった山頂は人の頭で埋め尽くされている。
凄い人の数・・・
賛美歌が激しく強い祈りとなると、聖カトリーナの山々が紅く燃えるように照らされ御来光が。
あたりは静まり返り、感嘆の声が。
燃える砦とはよく言ったもので、燃えたように紅い山々がとても神聖な雰囲気にさせてくれる。
しかし、よくもこんな悪路を真っ暗な中歩いてきたものだ。
と、ぞっとする。
明るくなった今でもこの帰り道は険しく危険だ。
ほんと、良く道を踏みはずさなかったと思う。
※シナイ山で御来光を見るには懐中電灯などの装備をお忘れなく!
月明かりだけでよく登れたものだ自分でも感心してしまう(笑)
Saint Catherine’s Monastery / 世界遺産・聖カトリーナ修道院
ここ、聖カトリーナ修道院も絶対訪れたい施設の一つ。
この当時ヨーロッパへ旅行した事がなかったので、荘厳な教会を一度も見たことがなかった私。
その私に、キリスト教の原点とも言うべき素晴らしいものを見せてくれました。
信者ならさらに感慨深い体験となった事でしょう!
写真を撮ることができなかったのでうまく伝えられないですが、聖カトリーナ修道院は後に訪れたどの教会よりも神秘的でした。
やはり、異教徒の観光客などほとんどおらず、独特な雰囲気だったのもあると思います。
あまり日本人には知られていないけどお勧めしたい観光地の一つです。
ダハブに戻ってきました。
今回はヨルダン旅行のオマケ。
シナイ半島の一部しか見ていないのですが、カイロに夜行バスで向かいます。
明後日にはヨルダンに戻らねばなりません。
いつも同様忙しい旅行です・・・
※この記事は2001年8月の旅行記です。記事の中身は当時のもですので最新の情報をお確かめください。
引き続き下記のリストを選んで旅行をお楽しみいただけます。
この記事へのコメントはありません。