燃える大地・城塞都市ロンダ
~ジブラルタルを超えて・スペイン編Vol.02

アンダルシアの朝焼け

ロンダの朝焼け
今日は、アルヘシラスからロンダを観光しコルドバと移動する予定だった私たち。
早朝の暗闇の中、始発列車でロンダへ向かう事になりました。
まだ暗い街の中で地図を片手に駅を探す。
到着した時にはまだ窓口が開いておらずちょっと不安になりました。

ロンダの朝焼け

列車が走り出すと次第に空が明るくなり、ご覧のようにピンクの朝焼けが迎えてくれました。
この朝焼けが本当に美しい。
モヤだったアンダルシアの山々を美しく照らし、これから始まるスペイン旅行を盛り上げてくれます。

写真に撮ってしまうと、間違ったイメージを与えてしまいそうで・・・
実際は、もっともっともっと綺麗。
本当に”ピンク”だったんですよね。

アンダルシアの城塞都市ロンダ

泥棒サンタ

ロンダに到着してから町の中心部まで徒歩で向かう。
そこで見かけのが、サンタクロースの格好をした泥棒。

え!

と、思ったのですが・・・
コレは、人形。
スペインでこの手の飾り付けが流行っているようでいろいろな場所で見かけました。

アラメダ・タホ公園

朝の公園は絶好のお散歩スポット。

闘牛場

ここロンダの闘牛場は、スペインで最古の闘牛場のひとつ。
白い円形の壁がとても綺麗。

ロンダのヌエボ橋

ロンダのヌエボ橋

町の中心「ヌエボ橋」からの眺め。
到着した時は、まだ朝もやに包まれていてとても綺麗だった。
タホ渓谷の谷間から覗く大地が島のように見え隠れしている。

ロンダの街並み

ロンダの町はヌエボ橋を境にして新市街と旧市街が別れている都市。
この、切立った崖に浮かぶようにそびえる市街地の眺めがとても美しい。

ロンダの街並み

このように、断崖絶壁の上に町があるのです。

ロンダの街並み

電車で早く着き過ぎてしまったので、喫茶店を探しながらお散歩。
白い壁。石畳。
いいなぁ~この雰囲気。

コーヒーブレーク

喫茶店でひと休憩。

ロンダの闘牛場

ロンダの闘牛場

闘牛場にまた戻ってきました。
(開館時間をまっていたのです。)
かっこいい闘牛の銅像が飾られています。
このロンダの町は、
現代闘牛術の創設者フランシス・ロメロの生まれた町
として知られています。

ロンダの闘牛場

この赤い柵は闘牛士が、闘牛から逃げる為のもの。

ロンダの闘牛場

横からみるとこんな感じ。
いざとなったら、この隙間に逃げ込むというわけ。

馬

闘牛で戦う牛を見たかったのですが、牛舎と思われるところを覗いたら馬しかいなかった。
今は、お祭りの時しか闘牛をしてないみたい。

闘牛開始

闘牛の開始は、この闘牛場に太陽の光が差し込んできたらスタートとなる。
(すみません、もしかしたら影が無くなったらスタートだったかも・・・)
午後になって、また日陰になると終了。
闘牛を鑑賞しながら、残り時間を同時に知る事が出来るアイデア。

席のランク

だから、席の場所にもランクがあって、いっつも日向で暑い場所は安いらしい。

円形の形なので、そうやって特等席を定めていたという話は面白い。

オリーブの実

外のお庭に植わっていたオリーブの木。
モロッコでもさんざん、電車の中からオリーブは眺めていたけど、直に見るのは初めて。
意外と綺麗なんだなぁ。

サボテンの花

こんな~ちいさな・・・

とっても大きいなサボテンに花が咲いていた。
なんかこの世のものに見えないのは私だけだろうか?
このサボテンの花をテーマに、あの素晴らしい歌が生まれた事にいささか疑問(笑)

闘牛場の外観

闘牛場の中の囲まれた感じも好きだけど、なんかこの丸い外観がとても愛らしい。
コロッセオなどの円形競技場を見たときはそういう印象を持たなかったのに、なぜだろう?
この白壁の雰囲気がすきなのだろうか?

闘牛場の外壁

ナイスなバランスです。

闘牛場

白、茶そして緑。
乾いた大地に緑は良く似合いますね。

闘牛門扉

闘牛門扉もかっこいいですよね。

と、ちょっと長くなりましたので一旦ここで区切ります。
もう少しだけロンダの紹介が続きます。
引き続きお楽しみください。


※この記事は2006年12月~2007年1月の旅行記です。記事の中身は当時のもですので最新の情報をお確かめください。
引き続き下記のリストを選んで旅行をお楽しみいただけます。


  1. 目次~ジブラルタルを超えて「イスラム文化・建築を訪ねる旅」~モロッコ編
  2. 目次~ジブラルタルを超えて「イスラム文化・建築を訪ねる旅」~スペイン編
  3. ジブラルタル海峡の拠点アルヘシラス
  4. 燃える大地・城塞都市ロンダ
  5. ロンダおかわりヌエボ橋
  6. イスラムとキリスト文化の融合~コルドバ・メスキータ
  7. アンダルシア年越しフラメンコ
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  9. 建築家を志すきっかけとなったサグラダファミリア
  10. ガウディ建築カサバトリョ

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