世界遺産フェズのメディナにて①
フェズの一大観光地フェズにやってきました。
迷路のような街、旧市街地をメディナと呼ぶのですがこのスークは散策するだけで楽しめるお勧めの観光スポット。
世界文化遺産にも登録されています。
そんなメディナの写真をお届けします。
メディナ彷徨い歩き
ホテル探しは大苦戦。
タクシーを捕まえるのを諦め、徒歩で行ける範囲で探してたのですが・・・
道端でタクシーを捕まえる事に成功。
急遽、旧市街(メディナ内)のホテル・バトハに宿泊する事になりました。
しかし、このホテルは一泊しか予約が取れませんでした。
どうも、ツアー客が大勢いらっしゃるホテルのようで・・・
また、明日ホテル探ししないとです。
モロッコの代表料理・クスクスとタジン
手前がクスクス。
奥がタジン。
どっちも同じ食べ物に見えますが・・・
クスクスは北アフリカを代表する料理。
粗粒状の小麦を蒸して、鶏肉(牛肉)ニンジン、ズッキーニ、カブなどを添える。
タジンはモロッコ人の主食と言ってもいいほどの煮込み料理。
でもやっぱ両者は小麦が入ってない事を除けばほとんど違いがない。
緑の飲み物はミントティー。
ミントの葉がぱいっぱい。
フェズのシンボル「ブー・ジュルード門」
フェズの玄関口ブー・ジュルドー門。
モザイクタイルが美しい。
おそ~い昼食を済ませスークを探検。
このスーク歩きがなんといってもフェズの醍醐味。
説明が遅れましたが・・・
スークとはこっちの市場の事。
スーパーもコンビニもないこの国では買い物=スーク。
このフェズの城壁で囲まれたメディナと呼ばれる地区は、迷路状に張りめぐされた路地と言う路地に市がたっている。
その雰囲気がとても楽しい。
こっちは布のスーク。
あっちは肉のスーク。
ここは染物。
といった具合だ。
生活模様がいろいろな所で見られてとても楽しい。
墓地も美しいイスラム墓地
スークを抜けてマルーク門をくぐるとど~~~んと飛び込んできたのが廃墟のような墓地。
この丘にへばりつくように張り付いているのがそう。
今までスークの賑やかな所にいたのに急にこのどんよりとした風景に切り替わって・・・
かなりの衝撃。
肉のスークには野良猫が多数。
奥に見える猫二匹はお肉をせがんでいる所。
奥では鳥を絞めているのですが・・・
それをじ~っと見つめているのです。
食らい店内に鮮やかな色彩が美しい
モスクの近くには必ずこのような手洗いが用意されている。
逆にいうと手洗いがあったらモスクがある。
フェズで宿泊した中級ホテル「ホテル・バトハ」
このメディナ内には中級ホテルがこの一軒しかなく、あとは超高級か、安宿しか存在しない。
2006年の記事ですので旅行の際には最新の情報をお確かめください。
その為、このホテルは倍率が高い。
我々は一泊だけはなんとか泊まれたが、ヒーターは壊れているし、温水の出が物凄く悪かったりとお勧めできないのだが、薦めざるを得ない・・・
そんなホテル。
でも、このホテルで凄く良かったのが礼拝室?
おそらくツアー客のミーティングルームとして使われているのだろうけど・・・
まばゆいばかりの装飾。
この透かし彫り。
ほんと素晴らしい。
このホテルで人目に触れずに存在している事がもったいない。
ホテルのカウンター。
とりあえず次のホテルを探さないと・・・
ということで電話を借りる。
しかし、手頃な値段のホテルは何処も予約がいっぱい。
しかたなしに、駅前のホテル・アイビスに予約を入れた。
現地で宿を見つけて少しお金を浮かそうと思ったのに大きな誤算だ。
ブー・ジュルード門再び
やっぱり朝日はこのブー・ジュルード門で。
門の間からモスクのミナレットが見える。
シディ・ルッザース・モスクとブー・イナニア・マドラサだ。
とにかくこのブー・ジュルード門は絵になる。
宿泊中何度もこの前で写真を撮ってしまった。
ということで、いったん写真はここまで。
続きはしばしお待ちを・・・
※この記事は2006年12月~2007年1月の旅行記です。記事の中身は当時のもですので最新の情報をお確かめください。
引き続き下記のリストを選んで旅行をお楽しみいただけます。
- 目次~ジブラルタルを超えて「イスラム文化・建築を訪ねる旅」~モロッコ編
- 通過だけではもったいないシャルル・ド・ゴール空港
- カサブランカからフェズへ
- ◆迷路のような街を彷徨ってモロッコ・フェズ探索①
↑ いま見ている記事 ↑ - 猫まみれの肉スーク・フェズ探索②
- タ~~ンネリと様々なスークの紹介・フェズ探索③
- ジブラルタル海峡先端の町タンジェ
- 目次~ジブラルタルを超えて「イスラム文化・建築を訪ねる旅」~スペイン編
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