チョコレートの様なアルハンブラ宮殿
~ジブラルタルを超えて・スペイン編Vol.06

アラブの街並みアルバイシン

アルバイシン

アラブの統治下で城塞都市として発展した地区。
白い壁が美しい。

サンニコラス教会

アルバイシン地区の人気スポット。
サンニコライ教会。

アルハンブラ宮殿

と、なにが人気かというと・・・
そのサン・ニコラス展望台からのこの眺めが最高だから。
雪を従えたシェラネバダ山脈をバックにアルハンブラ宮殿がとてもよく映える。

アルバイシン

アルハンブラ宮殿はまた後で見るとして・・・
この地区を散策。
これはアラブ時代の名残の門扉。

グラナダの街並み

ロナ展望台からの眺め。

サン・ミゲル・バホ広場

サン・ミゲル・バホ広場。

サンタ・イサベル・ラ・レアル修道院

サンタ・イサベル・ラ・レアル修道院。

アルハンブラ宮殿

そろそろ夕暮れ・・・
またまたサン・ニコラス広場へ戻ってきました。
さっきよりも沢山の人だかりが出来ている。

しかし、実に美しい夕焼け。

グラナダの街並み

2007年始まります。

グラナダの街並み

アルバイシンの夕暮れはとても美しいです。

アルハンブラ宮殿

夕焼けのアルハンブラ宮殿。

アルハンブラ宮殿

ついつい何枚も写真を撮っています。

アルバイシンの夕暮れ

たっぷり夕日を楽しんだ所で、今日はコレでおしまい。
明日は、ついにアルハンブラ宮殿内に突入です!

アルハンブラ宮殿

アルハンブラ宮殿から

一夜明けて今日は、アルハンブラ宮殿側からアルバイシンを眺める。

アルハンブラ宮殿入場に際し、
NETで事前に予約を済ませていたので、すぐにチケットが手に入ると思ったのだけど・・・
それでも、オフィスの前には長蛇の列。
チケットの交換だけに30~45分ぐらいはかかったんじゃないかなぁ。
時間に限りがある人は充分その時間を見込む必要があります。
ご注意を!

アルカサバ

アルハンブラ宮殿のメイン・ナスル宮殿への入場時間はチケットに印字されているのでご注意を。
この時間を逃すと、全くナスル宮殿へは入れなくなってしまう。
ドイツ人?の家族連れが、頼み込んでいる姿を見かけたが・・・
きっぱりと断わられていた。
注意してください。

と、私たちの場合は、入場時間までの間は、フリーゾーンを先に散策する事にしました。

ペラの塔

ペラの塔

アルハンブラパラセ

アルハンブラパラセ?

アルカサバ

ここは軍事要塞アルカサバ。
アルハンブラの中で最も古い部分。
この迷路状の城壁で難攻不落の要塞の名をとどろかせていたのだろう。

カルロス五世宮殿

カルロス五世宮殿

スペインの国王カルロス五世がアルハンブラに訪れて建築を命じた宮殿。
一見すると、闘牛場のような円形の独特の形をしている。

カルロス五世宮殿

円形の中庭を囲むように部屋が配してある。

カルロス五世宮殿

しかし、宮殿とは名ばかりで・・・
部屋らしい部屋がない。
一部は美術館みたいに使われているのだけど・・・

このカルロス五世宮殿と先のアルカサバはフリーゾーンでタダで入場できる場所。
やはり、アルハンブラ宮殿らしい所を見るにはお金を掛けなくてはダメなようだ。

アルハンブラ宮殿

モナカのようなカルロス五世宮殿の外観。
ちょっと美味しそう。
竜の鱗のようにも見える。
この箱の中に先ほどの丸い庭があるかと思うと異質だ。

ナスル朝宮殿

ナスル朝宮殿

いよいよアルハンブラ宮殿の心臓部”ナスル朝宮殿”へ。
先ほども書きましたが、チケットに刻印された入場時間は厳守です!
ほんとに、それ以外の時間では入場させてもらえません・・・

ここはメスアールの間。
かつて行政と司法が行われた場です。
メスキータで見たアンバランスな柱と、モロッコで見た素晴らしい透かし彫りのコンビネーション。
いい!

メスアールの庭

もう、気が遠くなるほどの彫刻。
この素晴らしい彫刻がこの状態で保存されている事が奇跡。
やっぱり実物を見ないとこの良さは解りませんよね。

ナスル朝宮殿

なんかサンゴ礁にも見える素晴らしい彫刻。

ナスル朝宮殿

色付きタイルとの組み合わせも見事。
ほんと、絶妙なんですよね。

この装飾の着想は一体どこから生まれるんでしょうね?

大使の間

大使の間

もう必要以上に語る事はないですね・・・
ただただため息。

モカベラ

モカベラ

鍾乳洞をモチーフにしたモカベラと呼ばれる装飾模様。
中庭から差し込む光がまたいい感じ。

アラヤネスの中庭

アラヤネス(天人花)の中庭。
水面に映るコマレスの塔がとても綺麗。

ライオン宮

ライオン宮

二姉妹の間

二姉妹の間

モカベラの大天井。
もう、圧巻。
今までの装飾と比べ物にならないほど見事。

アラベスク模様

アラベスク模様

ライオン宮

かつては水時計の役割を果していたと言われるライオンの噴水。

二姉妹の間

そして、先ほどと対になったもう一つの二姉妹の間。
左右対称かと思ったら、それぞれ別の装飾がされていてこれまた見事。

モカベラ

モカベラの施された天井。

貴婦人の塔

先ほどの豪華な装飾とは一転、質素なアラベスク模様もグッド。
このぐらいさりげないのもいいですね。

オーム

このナウシカのオームぽっい装飾窓は一体?

鳥避けマーク

ガラスに鳥が当らないようによく、マークをつけるのですが・・・
ここアルハンブラ宮殿ではこのような動物の柄。
芸が細かいですね。

水面

水面に照らされた太陽の光がキラキラと・・・

ヘネラリフェ

水の宮殿と呼ばれるヘネラリフェ。
夏の離宮として利用されていた所。
木で出来た迷路が楽しげです。

アルバイシン

アルバイシンから見たアルハンブラ宮殿も格別だったけど・・・
やっぱアルバイシンの眺めって最高。

ヘネラリフェ

夏の離宮として利用していた時には、ここに大勢の人がいたのだろうな。
水浴びして、木の迷路できゃっきゃ言いながら楽しんでいたのかなぁ?
と、勝手に想像しちゃいました。

手摺

この手摺がなかなかグッド。
水が流れているんですよね。
とても涼しげでいいなぁと。

と、グラナダ旅行はここまで。
次回はバルセロナへ!


※この記事は2006年12月~2007年1月の旅行記です。記事の中身は当時のもですので最新の情報をお確かめください。
引き続き下記のリストを選んで旅行をお楽しみいただけます。


  1. 目次~ジブラルタルを超えて「イスラム文化・建築を訪ねる旅」~モロッコ編
  2. 目次~ジブラルタルを超えて「イスラム文化・建築を訪ねる旅」~スペイン編
  3. ジブラルタル海峡の拠点アルヘシラス
  4. 燃える大地・城塞都市ロンダ
  5. ロンダおかわりヌエボ橋
  6. イスラムとキリスト文化の融合~コルドバ・メスキータ
  7. アンダルシア年越しフラメンコ
  8. ◆チョコレートの様なアルハンブラ宮殿
    ↑  いま見ている記事  ↑
  9. 建築家を志すきっかけとなったサグラダファミリア
  10. ガウディ建築カサバトリョ

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