India / インド建築案内に魅せられて
約3年ぶりのインド旅行
今回の旅の目的は神谷武夫氏の著作「インド建築案内」に掲載されていた一枚の写真「ビーマカーリー寺院」を訪れる事だ
地球の歩き方にも掲載されていないインドの奥地をこのの著書だけを頼りに旅行しました
久しぶりに国際線でJALに.
鶴のマークが素敵だ
ニューデリー空港での修羅場
インドに到着すると、いきなり試練が・・・
先にインド旅行をしていた友人とオールドデリー駅で待ち合わせしていたのだが、そう簡単には辿り着けなかった。
時間がなかったので、空港からバウチャータクシーで向かおうと思ったのだが、そのカウンターで案内された男が偽者で裏口に連れて行かれた。
怪しいなと思い、振り切ろうとした私に、思いっきり張り手で引っ叩かれたのだ・・・
タクシーに無理やり乗せられそうなところを振り切り正面玄関へ。
そこにチケットにナンバーの記載のあるタクシーが停まっていたので、それに乗り込んだが、運転手が来るまでの間、いろんな運ちゃんに腕を引っ張られ自分のタクシーに乗せようとさせられる。
なんとか、正規の運転手が乗り(なぜか?助手席にもう一人インド人・・・)オールドデリー駅に向かう。
ホッとするのも束の間、「オールドデリー駅は今日お休みだ。ニューデリー駅に行こう。」「明日行こう」「近くにいいホテル知っている」と定番の嘘が始まった。
辺りはもう暗くなり、話し掛けてくるたびに、スピードが遅くなる。
道もあっているのか?解らない。
夜行列車の発着の時間まで、もうそんなにない。
「Go Straight!」「Go !Old Delhi Station」と怒鳴り散らし。助手席のインド人とともに捲くし立てる運転手の話を振り切る。
ほんと、着いてすぐコレだ。
今回はこの面倒くささを解消する為、わざわざ通常より高いバウチャータクシーを利用したのに・・・
オールドデリー駅に着くと、「チップチップ」と・・・
おもいっきりドアを「バタン」と閉め、インド旅行が始まった。
カルカにて小休憩
オールドデリー駅でまずは自分の座席探し。
電車の入り口にある張り紙の中に自分の名前を探して回る。
あったあったと一安心。
チケットは友人が持っているので、まずは、張り紙の中の自分の名前横に「出発30分前にまた戻ります」と書き込みをし、夕食を食べに向かった。
友人と合流し「良く時間通りにこれたね」と、とても感心された。
自分自身、そう思う。
以前カルカッタから入った時より、はるかにしんどかった。
3段寝台列車の一番下で、暗闇に光るインド人の目に囲まれ、ここカルカへ。
昨日は、ベットをインド人の集団に半分占拠され眠れなかった・・・
昨日のオールドデリーと違って凄く長閑だ。
ここカルカで列車の幅が変わるので、電車を乗り換える。
イギリスの植民地時代の名残で線路の幅が違うらしい。
気を取り直していざヒマーチャル地方へ。
※この記事は2002年8月に訪れたインド旅行記です。記事の中身は当時のもですので最新の情報をお確かめください。
引き続き下記のリストを選んで旅行をお楽しみいただけます。
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