New Delhi / ニューデリー一日散歩
インドの車窓から
線路あるところに「う○ち」あり。
電車から線路沿いを覗いているとペットボトルを片手に踏ん張る男達が・・・
どうも、電車の便器が線路に垂れ流しになっている事に起因するのではないか?
線路沿いが公衆トイレになっているのだ。
眺めていると、ちょっと楽しい。
オールドデリーの街並み
オールドデリーの一角にある安宿街。
以前よりずいぶん活気がなくなったように思う。
気のせいだろうか?
野菜市場
野菜市場
一杯10ルピー。約30円というところ。
暑いインドではこのラッシーが欠かせないのだが、ラッシーを作るのに氷を使っている為・・・
お腹を壊すのだ。
そう、どんなに生水を飲まないよう気をつけていても知らずに飲んでしまう生水。
解っているのだがラッシーが止められない。
北インドでお腹を壊さずにすんだが、デリーではそうはいかなかった・・・
※ラッシーとはインドのヨーグルトドリンクで、バナナが入ったものなどある。
用あって駅のツーリストインフォメーションへ。
2階への階段へ向かうと、親切そうなインド人が話し掛けてくる。
「今日はツーリストインフォメーションお休みなんだ。もし良かったら私が案内しましょうか?」
と、またまた定番のパターンだ。
「ノーセンキュー」と階段を登ろうとすると、今度は別のインド人がとうせんぼうを・・・
「はぁ」と溜息まじりにツーリストインフォメーションに到着。
用をすませて駅の中を歩いていると・・・
女性二人組みがインド人と地図を広げ話し込んでいる。
案の定、「ツーリストインフォメーションが休みだから教えてもらってるんです。タクシーで安く案内してくれるって・・・」
聞けば昨日デリー空港について、タクシーの運転手に勧められるまま一泊4万もするホテルに泊まってしまったようだ。
今日は親切なインド人に会ってホッとしている様子・・・
こういう子がいるから日本人がなめられてしまう。
みなさんもお気をつけて。
ちなみに宿であった男性もデリー空港で同じような手口で2万円くらい騙されたそうだ。
デリーから入国する際は要注意だ。
空港や駅など観光客が旅の初めに訪れるようなところは詐欺などを働くインド人がとても多いです。
相手から話かけられたらほぼ100%詐欺と疑いましょう。
また、休みだとかもっと安いとかお得な情報もすぐに信じてはいけません。
時には警官や役人のような人も嘘をつきます。自分の目で確かめ行動して下さい。
チャイやさん
インド式人力車といえばこのリキシャー。
デリーでもリキシャーの入れる区域が制限されたとかで、暇そうだ。
Qutub Minar / 世界遺産クトゥブ・ミーナール
世界遺産に指定されているクトゥブ・ミーナールへバスでやってきた。
ニョキッとした塔がかわいい。
昔は塔に登れたらしいが、下から見るだけで我慢。
先ほどの塔は72mで飛行機事故で小さくなってしまったらしい。
その塔より大きな塔を作ろうとして、断念したらしい。
プッチンプリンみたい。
このモスクは「クワットゥル・イスラーム・モスク」といい、ヒンズー教のモスクを壊して作ったらしい。
偶像崇拝を嫌うイスラム教だが、ヒンズー寺院の名残でガネーシャのレリーフが残っていることが興味深い。
一つ一つの彫刻が美しいことはいうまでもないが、なんといっても塔のグラデーションが美しい。
この模様は、赤砂岩と大理石と砂岩を使い分けている為らしい。
食堂
サドゥーはヒンドゥー教の修行者で、こういったオレンジの袈裟を着ている。
しかし本来のサドゥーは人里離れた山奥で修行しているものを指す。
マーケットでタバコなどわけてもらっているのはサドゥーと呼びたくない・・・
さて、空港に向かいますか。
今回のインド旅行はこれで終了です!
インドといえばタージマハル、聖地バラナシですが、その旅の記録も別の機会にご紹介したいと思います。
※本旅行記事は2002年に訪れたものです
スマートフォンなどが普及する以前のものなのでブログやソーシャルメディアが発達しておらずほとんど旅情報がない中での旅行でした。
記事の内容は現地で聞いた名前などで間違っている情報があるかもです。訪問の際は最新の情報をお調べください。
尚、現在は地球の歩き方の北インド版が別冊電子版で購入できるなど便利になっています。(ヒマーチャル地方の情報がどこまで記載されているかは未確認です)私が旅行した当時はロンリープラネットに1ページほどの情報しかなかったのです・・・
今回のインド旅行記はこれでおしまいです。途中からお読みになった方は下記のリストを選んで旅行をお楽しみいただけます。
この記事へのコメントはありません。